サロン経営

店舗併用住宅を建てる時の失敗しないポイントとは??

子供ができたら、自宅のサロンで仕事がしたいと考えていました。

10年以上、路面店を借りていましたが、
2年前に、店舗併用住宅を建てることができました。

通勤時間0分。
夜など、気になった時にお店に戻れる。

すごく快適な毎日です。

ただ、
『3回建てないと満足する家は建てられない』という言葉は本当で、、、

建ててみてから、失敗した!
と気がつくこともあります。

その経験をみなさまにシェアしたいと思います。

店舗併用住宅、一番の失敗は、音!!

私の場合、1階が店舗、二階が住宅の総二階の建物になっているのですが、、

施術スペースの上が、リビングになっていて、
子供たちがいるときはものすごい足音がします。

いや、
実は大人が歩いているだけで、けっこうな音がします。

シーンとしている状態だと、
二階で水道を出す音がわかるほどです。

一階と二階の間がパイプが通っているのか、
楽器のように、下の階に音が広がってくるイメージです。

そして、機密性が良いために、
外の音も全く聞こえませんが、
中で音が反響する感じなのです。

通常の自宅だと、一階で生活して
二階は寝ることが多いので、
盲点でした。。

リラックスの音楽をかけても、台無しに。

外が雨でも全く音がせず、
光熱費もすごく安くていいのですが、
機密性がある今の住宅では、音は注意が必要です。

防音対策をしっかりしていればよかったです。

二番目の失敗は、匂い!!

次に後悔していることは、、
匂いです。

今の住宅は、24時間換気が義務付けられているため、
各部屋からの換気の配管があります。

それが、うちの場合
サロンのバックヤードに通じている気がしています。

二階のキッチンの料理の香りが
サロンのバックヤードに直接流れくる感じなのです。

自宅サロンの場合、料理の香りって
生活感がもろに出てしまうんですよね。

普段仕事中は、
手や、洋服、髪に匂いがつくのが嫌で、
一切料理はしない私ですが、、

匂いが気になる時は、
24時間換気をオフにして(本当はダメなんですよ〜!)
二階の窓を開けて換気をしています。

このシステムも私が以前住んでいた家や、アパートにはなかった仕様です。

馴染みがなかったために、
考えもしなかったことが、建ててからはじめて気がつきます。

空気の流れ方も考えたほうが良いようです。

三番目の失敗は、施術室の明るさ

みなさん、施術室はどんな照明にしていますか??

私は、シャンデリアに憧れて、
マツエクサロンなのに!

照明をシャンデリアにしてしまいました・・

可愛いんですが、

やっぱり暗いのです。

いくら、良いライトを使っても、夜など特に影になる部分も出てくるので、
お部屋全体が明るくなるような照明も設置しておけばよかったです。

最後は、エアコンの位置

お客様に快適に過ごしていただけるよう、
エステの方々など特にお部屋の温度には
気をつけていると思います。

私のサロンでも、
気をつけていますが
お客様の方にどうしても直接風がいってしまったり、、
それを避けると施術者に風が来てしまう
ような部屋があります。

冬で温める場合は良いのですが、
夏は注意が必要ですよね。

少しでも、寒い、と感じてしまうとお客様はリラックスできないと思います。

空調の位置も
考えてみてくださいね。

私の失敗。すべて目には見えないもの

こう書き出してみると、
音、空気、光、、

すべて
設計図やできあがりで目には見えないものでした。

一級建築士さんにお願いしたのに。。涙

マツエクもエステも、
お客様は目をつぶっていますよね。

音や匂い、温度には、特に敏感になっているはずなのです。

これから、自宅併用サロンを建てようと検討している方。

設計図では見えない、
空気の流れや、生活動線、いろんな時間の光、、などを
想像して、
お客様もリラックスできる
良いサロンを作ってくださいね。